初心者におすすめ!「ブルーベリー」の育て方
寒い日が続き、春が待ち遠しいですね。冬に植える苗木について、今までにカボス・いちじく・金柑をご紹介しました。
今回は、今の時期にも植えられて、初心者でも育てやすい「ブルーベリー」の育て方をご紹介します。今の季節に植えると7月頃に開花、そして9月頃には実がなり食べれます。ヨーグルトに入れたり、ジュースにしてもおいしいですね。
まず、苗木を植えます。
ブルーベリーには、いくつか苗木の種類があるのですが受粉して交配させるため、植える時は違う種類の苗木を2種類以上植えてくださいね。
苗木の品種の確認は、苗木についてるフダで分かります。「ホームベル」や「サンシャインブルー」などがあります。ご不明な時はスタッフまでお気軽にお声掛けください。
ブルーベリーは酸性の土が大好き。専用の土もあります。
美味しいブルーベリーの育て方、苗木の次は土がポイントになります!
ブルーベリーは、排水性のよい酸性の土を好みます。初心者の方でも使いやすいブルーベリー専用の土がありますので、おすすめします。
肥料をあげると、更に甘くて美味しいブルーベリーに
2品種の苗木と土をご準備いただいたら、次は肥料が重要になります。
肥料は収穫期までに、3月頃と6・7月頃の3回あげてください。肥料の種類は冬場は「寒肥(かんぴ)肥料」、夏場は「ボカシ肥料」を使ってください。
ちなみに「ボカシ肥料」は自然の有機物質を発酵させた肥料なので、結構臭いが・・・キツイです!
しかし、この肥料を土に混ぜ込むことで、より甘みが増すブルーベリーが育つといわれています。
このような臭いの強い肥料を使うことから、ブルーベリーはプランターや鉢植えよりも庭植えのほうが適しているかもしれません。
臭いがちょっと大変ですが・・・
甘いブルーベリーを育てたい!という方は、頑張りましょう!
太陽の光が全体に当たるようにして、水をたっぷりあげて育ててください
苗木、土、肥料についてご紹介しましたが、あとは太陽光にいっぱい当てて、水をたっぷりあげて育てます。
太陽光が全体に当たるようにすること、葉っぱが重なって育たないように気をつけること、乾燥しないよう水やりを忘れずに。特に夏場はたっぷりと!
収穫後は、ジャムにしたりヨーグルトと一緒に食べたり、自分で育てたり。
自分で育てたブルーベリーの美味しさは、きっと格別ですよ。
ちょっと待って、枯れていませんよ!冬場の落葉にご注意!
ブルーベリーが育ち、秋に実り、冬になった時に注意することがあります。
冬場なると左の写真のように葉っぱがなくなり「枯れてしまった・・・」と思い、栽培をあきらめてしまう方がいるのですが、ブルーベリーは、冬場に一度「落葉(らくよう)」するので、実は苗木自体は枯れてはいません!
なので落葉してしまったからといって、処分したりせず、気長に水やりなどお手入れをしてくださいね!
上級者におすすめは、人参・大根!
この時期、種蒔きができるものは、「人参」と「大根」です。
寒い時期はトンネル(※トンネル状の枠にビニールをかぶせる)など、保温・保湿対策が必要ですので、上級者向けとなります。
人参のおすすめ品種は「ベターリッチ」。甘味が強く、くさみの少ないおいしい品種。ジュース作りに最適です!
人参のトンネル栽培では1~3月が蒔き時で、6月から収穫できます。
大根のおすすめ品種は「春美人」。トンネル栽培で2月初めまでが蒔き時で、5月から収穫できます。
冬には冬の栽培が楽しいですよ。
ぜひお試しください。